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第31回 富士山の火山災害とその軽減を考える

講師: 吉本充宏 山梨県富士山科学研究所 主任研究員

 2014年、御嶽山は大きな前兆もなく噴火し、犠牲者は60名を超えました。そして2015年には箱根の火山活動が活発化しています。  世界遺産で、多数の登山者と周辺市町村のある富士山が、300年の沈黙を破ってもし大噴火したら・・・。    

1,自己紹介 なぜ火山学者になった

2,火山災害 御嶽山

3,火山災害避難

  避難訓練をして意識を高めること

で、被害を軽減できる。

4,火山災害と他の災害との違い

  発生頻度が少なが、予知の可能性

  災害が長引く

5,富士山の噴火

  宝永の噴火

  火山灰は千葉県にも飛んできた形跡がある

  偏西風い乗って飛んでくる

  御殿場で3m、千葉は2cm程度 大規模停電、鉄道、車、航空機等の交通障害、物流の停滞

  台風などと重なると火山灰の方向が変わる

6,火山灰による災害

7,火山防災における富士山の問題点

  火口がどこにできるかわからない。

8、地震

9,噴火前兆の観測例

10,記録に残る富士山噴火

11,火山災害の軽減

   富士山のハザードマップは分かりにくい

   登山者に対する対応

12,富士山の地震と火山噴火

   温泉など観光地は火山であり意識を持って見学してください。

   安否確認 富士山の場合は別送が多く、お忍びで来る人もあり確認が難しい。

13,質疑応答

   地震学者に比べ火山研究者は職が無い!

   今は休火山と言わなくなったのはなぜか?

   噴火予知連絡会とは 我々が生きているぐらいの範囲で予知ができないものか!

   噴火予知連絡会は手弁当で行っておる、気象庁の諮問機関である。

   地震は予知できないが噴火は比較的予知が当たり、火山は229人しか死んでいない。

参考情報

 ブラタモリ #20,#21 富士山はなぜ美しい?

 ブラタモリ #50,#51に樹海の神秘 吉本先生も出演してます。


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